豚もうブログ

主に友達や友達になれそうな人へ向けた日記

歩いたり走ったり

なんだかブログを書く意味を見失っていました。

インターネットに発信を続けていると、

徐々に意識が世の中の人たちに向かって行きます。

人混みが好きではないので意識が群衆へ向けたものになるほど、発言が臆病になります。

その結果辛くなり

「無理して続けることではない」

と止めてしまいます。

それなのにまた書きたいと思ってしまう。

たぶん友人のブログを読むのが面白いから、

自分も書きたくなってくるんですね。

 

 

最近ランニングやウォーキングにハマっています。

 

前にランニングにハマったときは健康維持のための義務として続けていて、だんだん飽きて辞めました。

 

またハマったきっかけとして人間の歩くという行為の複雑さに気づいたからです。

毎日歩いたり走ったりしていると、体のどこかしらが痛くなって何か理由をつけて止めていました。

でも今回は長く続けたかったので、

「なんで痛くなるんだろう?」

と毎日体の具合を確かめながら考えて歩きました。

膝が痛ければ

「骨で衝撃を受け止めちゃってるからか」

太ももが痛ければ

「お尻の筋肉も大きいんだからもっと使って歩くか」

など自分の体調に合わせて細かく動きを考えて歩きました。

 

続けていたら自分の体や動きがだんだん成長していくのが目に見えてわかります。

その面白さが歩いたり走ったりし続けてる理由です。

 

 

それを踏まえてこの前友人とランニングをしました。

その友人はダイエットでとてもストイックに走り込んでいた時期があります。

彼と一緒に走ってみると自分の走りとスタイルがまるで違うことに驚きました。

 

僕の走りはランダムな感じです。

30分ぐらい動こうって意識なので走ったり歩いたり走り方を変えたり、誰も見ていないと感じるとバック走なんかもします。

 

しかし彼の走りは本当に愚直に一生懸命で、自分の感覚からすると

「これいつまで走ってるんだ?」

というほどでした。

一定の速度で延々と走り続けていて、僕は歩きだと速すぎて追いつけないし、走りだと遅すぎて逆に足が疲れました。

どうしたもんかと後ろにつきながら走り方を探していて、ふと

「歩幅だけ合わせてあとは自分の走り方で走ってみるか」

と試したら同じペースで走れるようになりました。

 

僕は人見知りで他人の動きに敏感です。

なので知らない人がいることが苦手です。

でもこの

「歩幅は周りに合わせるが、スタイルは自分のままキープする」

ということに慣れれば、もうちょっと人付き合いできるかもしれないと思いました。

 

 

余談ですが、このあと卓球をやるというのにいつまでも走り続けている友人に痺れをきらして

「そろそろ止めない?」と切り出して、

何を考えて走っていたのか聞くと

「転ばないでいること以外何も考えていなかった」

と言われ

すごい集中力の深さだなと感心しました。

 


画像は走るメリエルちゃん。

ゆっくり走っている。

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