豚もうブログ

主に友達や友達になれそうな人へ向けた日記

非力さを認めること

他人ともう少し一緒にいられるかもしれない、と感じたので
今週は人といる時間が多かった気がします。

人と過ごす時間を多くしてみて感じたのは自分の弱さです。
精神的な弱さ云々は「気持ち次第」で片付けられてしまいそうなので、
もう少し踏み込んで自分の弱さを考えてみました。

 

理由として思いついたのは
「マジで筋肉がない」
筋トレ好きのマッチョな友達と遊んでると感じることなんですが、同じことを続けていられません。
というより、
「同じフォームで同じことを続けてると体のどこかが痛くなってくる」
といった方が精確かもしれません。

運動していると感じます。
友人が延々と体力を維持した感じで打ってるのに対し、それに食らいつこうと考えるほど動きが悪くなっていきます。

そこで
「自分の走り方を変化させつづけて相手のペースについていく」
ということの大切さを思い出しました。
体格がない人間が大きな体の人間に食らいつくには、相手と同じやり方をしているだけだとついていけません。
物理的に考えたらそりゃあそうなんですが、実感を持って感じました。


自分の弱さを観察していて気づいたもう一つのことは
「相手のペースに合わせようとしすぎている」
ということです。
人といるときでも自分の体のことを観察していたから気づきました。
ちゃんと自分の体の感覚を感じながら人といると
いつの間にか相手の歩く速度、食べる速さ、会話の速さ、強さ、
そういったあらゆることが自分に影響してマイペースが崩れていきます。
運動してるときはそういうことを敏感に捉えていたので気づいていましたが、普通に生活していても影響を受けているようです。

なんなら友達や家族といるときだけじゃなく、すれ違った人、店員との会話、賑やかな喫茶店
そういったなんてことない人との関わりでも影響を受けます。
散歩中に人とすれ違えば歩くフォームが明らかに変化するし、僕か店員さんのどちらかが緊張すると何かやりとりがスムーズじゃなくなる。
賑やかな喫茶店なんかは複雑で特にマイペースでいるのが難しいです

 

友達や家族といるときにペースを合わせすぎていると感じたら、
フォームを変えたり、テンポを落としたり、休憩したり、
自然体の自分を保てるように。

関わり合いがない人と接するときは、
パーソナルスペースを保ったり、視線を外したり、相手や自分を緊張させない。

人混みの中は自分の内側への集中力を高める。
やってる作業や聞いている音楽など。


こういったことはたぶん今まで無意識でやっていたんだと思います。
でも意識的になってきたから「自分で選択している」という感覚が芽生え始めました。
人間への苦手意識が少しずつ溶けてくれてる気がします。


でも!だから!走る!
他人と関わろうとしているからこそ、自分のペースで好きにできる、走る、歩くが更に好きになりました。
気持ちよく走ると酸素がうめぇ。

 

画像は手をあっためてるメリエルちゃん。

冬は手がすぐ冷たくなるから頭で温めるんだ。

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