ネームの描き方が日々変化している。
特にここ1年くらいはコンスタントにネーム描き続けているせいか変化が激しい。
2,3年前の漫画描き始めのの頃はセリフを最初に全部書きだしてしまって、それに合わせて絵を描いてコマを割っていくって描き方だった。
でもこれだと何回も推古できるせいかアイデアがどんどん面白くなく感じていってテンションが下がっていく。
なので1年くらい前は逆にアイデアだけ決めたらいきなりネームを書き始めるってやり方に変えた。
これだとノリで書いているから、作っていて楽しい。先が読めないで書いているから作っている本人が一番楽しんでいるかもしれない。
でもこの書き方だと先の展開が思いつかなかった時がめちゃくちゃ苦しい。
なので初めのほうはノリでいきなり書いて、行き詰ったらセリフだけで先の展開を書いてみてOKならネームにするってやり方にした。
この書き方はしばらく続いた。
ちなみにこのネームの書き方をしていた時は毎回図書館で書いていた。
ここ最近書きやすいなと感じた書き方がプロット作ってから書くやり方だ。
やりたいシーンとこれは入れなきゃいけないってシーンを書きだして、そのあとふわっと全体のプロットをたててからネームに入る。
何を今更って感じのやりかたなんだけど、最初からこの書き方は僕はできなかったと思う。
というのもこのふわっとプロットたてるときのこのふわっと具合が難しかった。
あんまり詳細なプロットたてちゃうとアドリブきかなくて書いていて楽しくないし、テキトーすぎると結局そこで筆が止まる。
だから適度に道しるべがある、みたいなプロットが理想。
先の展開はある程度決まってるんだけど、その場のノリも失わない感じで書けると楽しい。楽しく描けるのが一番大事!
まあネームの書き方は描く作品の雰囲気にもよると思うけど。
ギャグとかだったらプロットたてすぎるのもどうなんだ?って気がするし。
ここ半年で200ページ以上ネーム書いては没にされを繰り返していたから、前よりもネーム書きやすくなってきた気がする。
そう!書きやすくなってきた!
正直ネームの上手さって絵と違って具体的にこういうのが良いみたいな決まりがあいまいだからいくら書いたところで上達とかあるのか?って思ってたし、実際アイデア出しに上達とかあるのか?って疑問だけど…書きやすくなってきた。
自分のネームが面白く感じるかどうかはその時の気分に大きく左右されるからわからんけど、書くのが前よりも楽になってきた。
最近自室でネームやれるようになったのはそれの影響もあるかも。
前はネーム書くのが一番大変だったから逃げ出せない環境、図書館やファミレスにこもらなきゃ集中できなかったんだけど、最近はそうでもなくなってきた気がする。
たくさん書いてると何かしらの変化はあるもんだな。
と、ネームの話でした。
今回頭の中の整理も兼ねてるから長いな!
画像は眠いメリエルちゃん。
ねむい…ねーむい…ネーム…という。